J. E. T 活 動 記 録
2007年 3月 27日記

活動名 第16回近江カルスト自然史調査(無名新洞測量@)
活動内容 滋賀県多賀町博物館依頼による無名新洞の測量、生物調査
入洞洞窟 無名新洞
場 所 滋賀県多賀町河内下村
日 程 2007/3/24
参加者 稲垣顧問、吉本、阿部、チカノ
使用車両 稲垣号(ジムニー)、チカノ号(アルト)、博物館号
会 計 食事(各自)
毎年恒例となってきた、多賀町博物館からの依頼調査です。
今回は、昨年積雪のために発見できなかったS・Y洞を確認する予定だったが、調査当日の1週間前に雪が降ったため、予定変更して無名新洞の測量と生物調査などを行うこととした。無名新洞は、昨年JETのMASAが発見したもの。
道路から洞口までは30分もかからないほど近い。夏は洞口までの谷ぞいに、ものすごい数のヒルがいたのだが、まだ雪が残る時期なので心配はない。
洞内は狭く、立って歩けるどころか、常に右や左に体を傾けて、洞壁にへばりつかなければならない。洞内の気温は低く、8〜5度を計測した。測量には厳しい環境だった。
7:30 多賀の自然と文化の館集合
8:00 打ち合わせ後、博物館を出発
9:00 入洞〜測量・生物調査
13:00 昼食
14:00 調査再開
17:00 出洞
18:00 博物館に戻る
19:30 食事に出発

16:00の時点で、残ったポイントが15ポイントと稲垣さんが予測したので、一日で測量するのは無理だとして、出洞した。途中で、用を足すために出洞した稲垣さんが、洞口でヒルを発見した。雪が残っているからヒルがいないと考えたのは間違いだったのだ。狭さと、ヒルの存在がこの洞窟への印象を悪くしていた。

翌日に測量の続きをするので、この日は博物館に宿泊させていただいた。阿部さんは夜中まで採取した資料を整理されていて、他の学芸員の方も深夜まで仕事されている。好きな仕事なのだとは思うけれど、真面目な仕事ぶりに感心させられました。
記入者 チカノ

活動記録メインへ戻る